日本語学校に入学する前に JLPT N5 または150時間の学習が必要な理由

日本での日々を、すでに思い描いていらっしゃるかもしれません。電車で学校へ通い、桜の下を歩き、ときにはコンビニでアルバイトを。そこで日本語学校の出願条件を開くと、一行で手が止まります。日本語の学習 150時間以上、または JLPT N5 の資格。まだ始めてもいないのに、突然壁が現れたように感じます。
ひと息ついてください。この条件は、足を止めさせるための形式的な規則ではありません。むしろ全工程のなかでもっとも理にかなった決まりのひとつで、その理由がわかれば、あってよかったと思えるはずです。
なぜこの決まりがあるのか
日本語学校での初日を思い浮かべてください。授業は すべて日本語 で行われます。先生がインドネシア語や英語に訳してくれることはありません。この方法はイマージョンと呼ばれ、実際に効果がありますが、それは土台をもって臨んだ場合に限られます。
まったく基礎がない状態では、最初の数週間は溺れているように感じられます。教室に座り、音は聞こえるのに、何も入ってこない。だからこそ入国管理当局と学校は、出願者があらかじめ元手を持っていることを示すべきだという点で一致しています。つまりこの決まりは、初日から重すぎる授業からご自身を守るためのものです。
その150時間で何を学ぶのか
150時間と聞くと長く感じますが、1時間も無駄になりません。この時間で、毎日頼ることになる土台を築きます。
- 覚えるだけでなく、読み書きが滑らかになるまでの ひらがなとカタカナ
- 基本的な漢字と、日常の表示の読み方
- 中核となる文法。助詞、動詞の活用、基本的な文型
- 買い物、道の尋ね方、自己紹介など、実際の場面で使う語彙
- ゆっくりとした日常会話を聞き取り、応じる力
これはまさに、日本語能力試験のもっとも基礎的な段階である JLPT N5 のレベルです。150時間を修了することと N5 に合格することは、行き着く先がほぼ同じなのです。
150時間と JLPT N5、どちらを選ぶか
留学の在留資格にはどちらも有効です。違いはこうです。N5 は限られた日程で実施される公式試験の資格であるのに対し、150時間は認定された機関が発行する学習時間証明書で示します。年に数回しかない JLPT の試験日を待たずに済むため、150時間のルートのほうが柔軟だと感じる学生も少なくありません。
教室で身を助けてくれるのは紙ではなく、それに伴う実際の力です。
ご都合が許せば N5 も目指すと、履歴書にも自信にもよい上乗せになります。
いつ始めるべきか
よい知らせがあります。150時間は渡航前に終えられます。 そしてそれが、実際もっともよい時期です。まったく途方に暮れた状態ではなく、メニューが読め、駅名がつづれ、ホストファミリーに丁寧に挨拶できる学生として日本に降り立てます。
4月、7月、10月、1月 の入学を目指すなら、学習の時間に余裕が生まれるよう数ヶ月さかのぼって計画してください。在留資格の締切に追われながら150時間を詰め込むのは負担が大きく、落ち着いて学んだほうがはるかに効果があり、記憶にもずっと長く残ります。
Nakamura にできること
ここで役立つのが Nakamura Study Japan の準備クラスです。ゼロから N5 相当のレベルまで導き、同じくらい大切なことに、留学の在留資格申請で認められる正式な学習時間証明書 を発行します。知識だけでなく、書類として必要なものを持って出発できます。
どこから始めればよいか、目指す入学時期にどのルートが合うか迷っていらっしゃるなら、まずは当社スタッフにご相談ください。急かすことなく、進め方の整理をお手伝いします。大切なのは、気持ちだけでなく、確かな土台をもって日本へ向かうことです。


