日本語学校の学期制度を理解する

日本語は日本で学ぶと決めた。ところが学校を調べ始めた途端、耳慣れない言葉が並びます。「4月入学」「10月期」「7月生」。好きなときに出願して出発することはできないのか。ご安心ください。これは、これから留学するほぼすべての方が抱く疑問です。
よい知らせは、仕組みが腑に落ちれば、入学時期の選択は計画全体でもっとも簡単な部分になるということです。母国の学年と同じように考えてください。ただし日本では、入り口が年に4回開きます。
そもそもなぜ入学期があるのか
日本語学校は、年間を通じて随時学生を受け入れるわけではありません。特定の 入学期 ごとに受け入れます。通常は 年4回、4月、7月、10月、1月 です。
この仕組みは、学ぶ側を困らせるためのものではありません。むしろ逆です。学生をひとつの期にまとめることで、学校は適切なレベルのクラスに配置し、筋の通ったカリキュラムを進め、全員の在留資格の手続きをまとめて処理できます。結果として、同じ地点から始めた仲間に囲まれることになります。
入学期が違えば、学べる期間も違う
ここがもっとも誤解されやすい点です。入学期は出発する月の話だけではなく、学べる期間そのものを決めます。
- 4月:もっとも人気のある期。学べる期間が最長(通常1〜2年)で、4月に始まる日本の学年ともっともよく合います。
- 10月:同じく期間の長い人気の期。大学へ進む前に、学ぶ時間を最大限とりたい方に向いています。
- 7月:期間の短い期。翌年を待たず、早めに出発したい方に。
- 1月:こちらも短めで、勢いを保ちたい方や、限られた期間で語学を深めたい方に適しています。
なぜ4月と10月に人が集まるのか。大学や 専門学校 を目指すなら、長い期間があることで、JLPT N3 や N2 までレベルを上げ、日本留学試験(EJU) を受け、出願をこなす余裕が生まれ、大学の入試日程とも足並みがそろうからです。
どの入学期が合うのか
答えは目的によって決まります。まずご自身に問いかけてみてください。
- 日本の 大学 を目指すのか。日程を合わせるため、4月か10月を優先してください。
- すでに計画があり、早く出発したい のか。7月や1月が現実的な道になります。
- キャリアや就労の準備として 語学を深めたい のか。目標とする JLPT のレベルに期間を合わせてください。
入学期は出発日のことだけではありません。日本で行うすべてのことの時間枠です。
書類の準備を後回しにしない
強調しておきたい点です。定員と書類の締切は入学期ごとに異なります。たとえば4月入学の場合、出願と 在留資格認定証明書(CoE) の手続きは、通常は数ヶ月前、ときに半年以上前に始まります。
つまり、4月に決めてから3月に書類を集め始める、ということはできません。4月と10月のような人気の期は定員も早く埋まるため、少しの遅れが次の入学期へのずれにつながります。時間のかかる準備には次のものがあります。
- 旅券と、経費支弁を示す書類
- 翻訳が必要になることもある卒業証明書と成績証明書
- 基礎的な語学力の証明(多くの学校が N5 程度を求めます)
- 日本の学校を通じて行う在留資格認定証明書の申請
いまから計画を
出発を思い描き始めたばかりなら、計画を固めるのに最適なのは、締切が迫ってからではなく、いまです。どの入学期を目指すかを早く決めるほど、書類の準備にも貯蓄にも余裕が生まれます。
どの入学期にすべきか、あるいはどこから始めればよいか迷っていらっしゃるなら、Nakamura Study Japan のスタッフにご相談ください。目標に合う入学期のご提案をお手伝いします。その場で決めていただく必要はありません。ご相談は無料ですし、どんな小さな疑問でもお尋ねください。


