高校卒業後に日本へ留学するなら。まず4つの進路を知る

写真:Nryate、CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズより(トリミング)
高校を卒業したばかりで日本への進学を決めたものの、どこから始めればよいかわからない。ひと息ついてください。同じ方はたくさんいらっしゃいます。インドネシアの学生の多くは、「日本留学」とは母国と同じように大学に入ることだと思っています。実際には複数のルートがあり、最初に選び方を誤ると、時間も労力も費用も失います。
よい知らせは、地図が見えれば、すべてがずっと腑に落ちるということです。友人に合わせるのではなく、ご自身で落ち着いて選べるよう、各選択肢を見ていきましょう。
高校卒業後の4つの主なルート
大きく分けて、高校卒業後に日本で選べる教育の道は4つあります。
- 大学 — 学位、研究、長期的なキャリアのための道。通常4年間です。
- 専門学校 — デザイン、IT、宿泊、調理、介護など、実務に直結する技能を学びます。通常2〜3年です。
- 短期大学 — 2年間の短い課程で、幼児教育、栄養、ビジネス、語学などに多くあります。のちに単位を学士課程へ移すこともできます。
- 日本語学校 — 大学や就労の前の足がかり。語学力を高めることに専念します。
それぞれに出願条件、費用、その先の展望があります。すべてを理解する前に、ひとつに絞り込まないでください。
つまずきやすい点をひとつ。高等専門学校(高専) は日本の工学の王道として語られることが多いのですが、主な入学時期は高校卒業後ではなく 中学卒業後 で、課程は5年間です。すでに高校を卒業していて工学を学びたい場合、現実的なルートは工学系の専門学校か、大学の工学部です。
なぜ多くの学生が日本語学校から始めるのか
意外に思われる点です。留学生の多くは、いきなり大学へ進むのでは ありません。まず 日本語学校 から始めます。理由は単純で、ほぼすべての大学と専門学校が日本語で授業を行い、JLPT による語学力の証明を求めるからです。
一般に、合格には少なくとも JLPT N4 か N3 が必要で、レベルが上がるほど選択肢は広がります。日本語学校では集中的に学びながら、より負荷の高い環境へ進む前に、文化、制度、日本での日々の流れに慣れていきます。
語学は事務手続きの項目ではありません。日本で生き抜き、力を発揮するための鍵です。
どう選べばよいのか
「どの学校がかっこよく見えるか」からではなく、目標から始めてください。ご自身に問いかけてみましょう。
- 学位と長期的なキャリアを目指すのか。それなら大学が合うかもしれません。
- 実務の技能を早く身につけて働き始めたいのか。それなら専門学校をご検討ください。
- 工学や機械に情熱があるのか。工学系の専門学校か、大学の工学部が道になります。
- 日本語がまだゼロなのか。その場合、まず日本語学校がほぼ必須です。
目標に加えて、ご家族の予算、本当に関心のある分野、そしてどれだけ早く経済的に自立したいかも考えてください。どのルートも正しいものです。大切なのは、ご自身の状況と夢に合っているかどうかです。
いまから始める準備
安心していただきたいのは、初日から日本語が流暢である必要はないということです。大切なのは、始めることです。いますぐできる一歩をいくつか挙げます。
- 日本語の基礎を学ぶ。少なくともひらがなとカタカナに慣れる。
- 流行ではなく、本当に関心のある専攻と分野を調べる。
- 同じ道を歩いた人に話を聞き、期待を現実に近づける。
- 書類と費用の計画を、早めに整える。
日本は、真剣で継続する人に報いる国です。今日から積み重ねる小さな習慣が、のちに大きな差になります。
大学、専門学校、それともまず日本語学校か。まだ迷っていらっしゃるなら、おひとりで解く必要はありません。Nakamura Study Japan のスタッフが、目標、実力、ご予算を整理し、日本への最初の一歩を正しく踏み出すお手伝いをします。ぜひ一度ご相談ください。踏み出す前に、計画をはっきりさせましょう。


